鎌倉市大船・ヘナとインドハーブ専門サロン

消化力もアップ!ヒハツで内側から美髪ケア

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ヒハツ入り元気プラスおみそ汁

初投稿:2021年4月

ヒハツ(長胡椒、ピッパリ)入のお味噌汁。
その名も「元気プラス」

美容師学校の授業で、先生が「みんなヒハツって知ってる?ヒハツは髪にいいんですよ!」と、急に「ヒハツ」が出てきてびっくりした事を思い出しました。ちょっと得意げに話していたのが、印象に残っています。

最近ではスーパーのスパイスコーナーでも見かけるようになって、手に入りやすくなりましたよね。
少し前までは、沖縄物産展を見かけたら買うようにしていたけど、「あれ?こんなに身近になったんだなぁ」って、ふと感じたのを覚えています。

ひかり食品「元気プラス生姜の温まるお味噌汁」

食べすぎたな〜という時、我が家でも白湯にヒハツを入れたり、お味噌汁に加えたりして取り入れています。自然と体がすっきりしてくる感じがして、ちょっとした習慣になっています。

ふと気になって、ヒハツについて検索してみました。
ヒハツ(長胡椒/ピッパリ)は、東南アジアや沖縄などで昔から使われてきたスパイスで、体を内側から温めてくれる作用があると言われています。血行を促進する働きがあるため、美容や美髪ケアにも効果が期待されていて、最近では美容業界でも注目されているようです。

それにしても、あまりに身近に使っていたせいか、ヒハツ入りのサプリメントが巷にこんなに出回っているなんて全然気づいていませんでした……。恐れ入りました(汗)

ところで、「ヒハツで美髪効果」って、どういうこと!?
実は、ヒハツには「ピペリン」という辛味成分が含まれていて、これが血管を広げたり、血流を促したりする作用があるそうなんです。血流がよくなることで、髪の毛にも栄養が届きやすくなって、健やかな髪の成長をサポートしてくれる――というわけなんですね。

アーユルヴェーダでは、「ヒハツ・黒胡椒・乾燥生姜」の3つを同量でブレンドした
トリカトゥ(=3種の辛味)というスパイスミックスがよく使われます。

このトリカトゥは、消化力を高めて、体にたまった不要なものを排出するサポートをしてくれるとされていて、まさにこれからの季節にぴったり。春の鼻炎や花粉症予防、さらに、まだ肌寒い日が続く今の時期には、風邪予防としてもおすすめなんです。

それだけではなく、体を内側から温めて血行を促進する働きもあるので、頭皮の毛細血管の血流を良くし、髪に栄養をしっかり届けるサポート=育毛効果も期待できるのだそう。

スープや白湯に混ぜてもいいですが、個人的にはやっぱりお味噌汁に入れるのが一番取り入れやすくておすすめ。
「食事の中で自然に取り入れられる」って、続けるうえでけっこう大事なポイントなんですよね。

普段のごはんにちょっとプラスするだけで、髪や体にうれしい変化があるなんて……こういうの、ほんとに好きです(^^)

Wikipedia

・ロングペッパー
・長胡椒
・ヒハツ
・ヒバーチ
・島胡椒

呼び名がいくつかあるので、興味がある方は検索してみてくださいね。

初投稿:2021年4月

この記事を書いた人

気づけばヘナと出会って20年以上。
今も変わらず、植物の力と向き合いながら、ヘナ・食・農のある暮らしを楽しんでいます。

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